2025年10月25~26日、国立京都国際会館にて第76回日本皮膚科学会中部支部学術大会が開催されました。
歴史ある国際会議場らしい落ち着いた雰囲気の中で、活発な議論が交わされた2日間となりました。
当教室からは、以下の3名の医員が臨床経験に基づく演題を発表しました。
西村健太郎 医員
「疾患活動性と関連して難治性多発手指潰瘍を呈した抗ARS抗体症候群」
抗ARS抗体症候群に伴う手指潰瘍の難治性に着目し、病勢の変化との関連を詳細に検討した症例を報告しました。
宮島萌乃 医員
「小児発症の皮膚原発 indeterminate cell histiocytosis の1例」
免疫染色をはじめとした診断プロセスの意義、および小児例としての疫学的特徴を整理し報告しました。
岸本千波 医員
「単純性血管腫に合併した頭部有棘細胞癌の1例」
良性血管腫に悪性腫瘍が併存したまれな症例を提示し、臨床像の捉え方や適切な治療方針について議論されました。
それぞれの発表は、皮膚科学における診療と研究の両面で新たな示唆を与える内容であり、今後の臨床実践に活かされることが期待されます。