3月5日・6日の2日間、大分県にて「第9回 日本サルコーマ治療研究学会学術集会(JSTAR)」が開催され、当教室より小髙愛莉奈 医員が参加・発表いたしました。
📌 領域を横断する「サルコーマ」の最前線へ
サルコーマ(肉腫・軟部腫瘍)診療は、診断から治療まで極めて専門性が高く、整形外科、病理、放射線、泌尿器、小児科、形成外科、そして皮膚科といった多診療科の緊密な連携が欠かせません。
当教室にとって、軟部腫瘍はメインの得意分野というわけではなく、この学会への参加自体も稀なことです。しかし、だからこそ皮膚科という枠組みを飛び越え、他診療科のエキスパートから多角的な視点を学ぶことは、非常に大きな意義がありました。
📌 小児の希少症例を通じたディスカッション
小髙医員は今回、小児の頭頸部に生じた稀な中間悪性軟部腫瘍についてポスター発表を行いました。
皮膚科医が少ない会場内ではありましたが、提示した症例は他大学の小児科や整形外科の先生方からも高い関心を集めました。専門領域の異なる医師から多くの質問や意見が寄せられ、一つの症例を多角的に掘り下げる貴重なディスカッションの場となりました。
📌 学会の風景:大分のおもてなしに触れて
開催地・大分ならではの演出として、会場内にはなんと「足湯」の設置も。
緊張感のある発表の合間、温泉地の温かさに触れてリフレッシュできる工夫がなされており、参加者同士の交流を和ませる素晴らしいホスピタリティを感じる学会でした。
今回の参加を通じて得られた「診療科を横断して一人の患者さんを診る」という視点は、日々の臨床においても欠かせないものです。専門領域に特化しつつも、広い視野を持った診療体制を目指し、教室員一同これからも積極的に研鑽を積んでまいります。