2026年2月15日、金沢大学医学部記念館にて開催された日本皮膚科学会北陸地方会第489回例会に参加いたしました。
当教室の発表および聴講内容をレポートします。
■ Presentation: 当教室からの症例報告
北野 裕平 医員
「外陰部に限局するアミロイド苔癬の1例」
……アミロイド苔癬はその典型的な臨床像から四肢に生じることが多いですが、今回は「部位」に焦点を当てた報告です。発生機序や診断の決め手について、会場の先生方からも鋭いご質問をいただき、理解を深める貴重な機会となりました。
西村 健太郎 医員
「頭部有棘細胞癌に対するニボルマブ投与後に生じたirAE心筋炎疑いの1例」
……がん免疫療法におけるirAE(免疫関連有害事象)への対応は、今や皮膚科医にとって必須のスキルです。特に心筋炎は迅速な判断が求められる重篤な副作用。実臨床でのシビアな経過と管理の重要性を共有し、会場全体に緊張感と学びを与える発表となりました。
■ Special Seminar
「アトピー性皮膚炎治療におけるIL-13の役割について」
講師:澤田 教授(産業医科大学 皮膚科学講座)
近年、劇的な進化を遂げているアトピー性皮膚炎の薬物療法。そのキープレイヤーである「IL-13」にフォーカスした本講演は、明日からの処方をアップデートする有意義な時間となりました。