2025年11月28日~30日、京王プラザホテルにて開催された第55回日本皮膚免疫アレルギー学会学術大会において、当教室から2名が症例報告を行いました。
笠松 助教
「異なる表現型を呈した小児皮膚肥満細胞症の1例:単発性皮膚肥満細胞腫から色素性蕁麻疹への移行」
加畑 助教
「光線過敏症様に発症した無筋症型皮膚筋炎の1例」
笠松助教の発表では、臨床表現型の違いを移行として捉えるか、あるいは同一疾患内の多様性として考えるかについて意見が交わされ、疾患概念の理解を深める議論が行われました。
加畑助教の発表では、光線過敏症様の皮疹を契機に診断された無筋症型皮膚筋炎の症例を報告し、免疫学的背景を踏まえた皮膚症状の多様性について検討しました。
本学会では、皮膚に現れる免疫・アレルギー反応をどのように解釈し、疾患概念として整理していくかが重要なテーマの一つとなっており、今回の発表と討論もその一端を担う内容でした。臨床像の違いを免疫学的背景から捉え直す視点は、今後の診断や病態理解を深めるうえで大きな示唆を与えるものと考えられます。