2025年10月18日(土)・19日(日)、岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)にて開催された第77回日本皮膚科学会西部支部学術大会において、当科の加畑雄大 助教が学会発表を行いました。
演題は「光線過敏症様の皮疹を呈した抗Mi-2抗体陽性皮膚筋炎の1例」です。
本症例は、光線曝露部位に皮疹を呈した抗Mi-2抗体陽性皮膚筋炎であり、臨床像・病理像ともに特徴的な経過を示した貴重な症例です。発表では、皮疹の分布や組織所見、治療反応などについて詳細に報告しました。
会場では、光線過敏に関連する病理所見の解釈について専門家から有益なコメントをいただき、今後の症例解析や診療の質向上につながる貴重な機会となりました。
当科では長谷川教授を中心に、膠原病の診療・研究に力を入れています。今回の発表もその一環として、皮膚筋炎における皮疹の病態理解を深める重要な成果となりました。
今後も基礎・臨床の両面から膠原病皮膚症状の解明と治療の最適化を目指してまいります。